童話 おさかなのとんだ日 3

著作権があります。転載は禁止します。 カサゴのおばさんは全身美容に行くといって、いそいそといってしまい、トビウオのお兄さんがあっけにとられていると 波間にふわりとういているものがありました。 (えっ、なに?おや、きれいなサンゴのような色だ) よく見るとサンゴではなく海藻(かいそう)のようでした。そこでひらめいたのです。(これをか…
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童話 おさかなのとんだ日 2

著作権があります。転載は禁止します。 ② トビウオのお兄さんはしばらく考えていました。でも、あまりいい考えはうかんできません。けれども、何かしなくちゃあ。 と、ゆっくり泳いでいました。 するとむこうからひらひらとものすごいい大きなヒレをひらひらさせながら何かが近づいてきました。 ヒレは赤と白にしましま模様です。よく見るとカサゴ…
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童話 おさかなのとんだ日

著作権があります。転載は禁止します。 この物語は「おさかなのとんだ日」という童話集で、1998年、平成10年10月初出版デビューの記念すべき小さな童話を集めた本です。 何年もたち、見直してより良い物語にしようと、今全てをやりなおしています。だから原作とは違うかもしれません。 言葉は子供向ですからむつかしい表現や言葉はつかっていませ…
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時代小説 雪しぐれ 25最終回

著作権があります。コピー転載は禁止します。 25 光行は果たして時間に間に合うように帰れるのか。連絡はとる手段もない。もし帰ったとしても慌てて考える暇などない。 光行はきっと飛んでいくだろうと思われた。誰かに見られたらどう説明するのだろう。志乃は色々と考えを巡らせた。 警察にも言ったらまた嫌がられるかもしれないので相談もできない…
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時代小説 雪しぐれ 24

著作権があります。コピー転載は禁止します。 24秋は早々とながれていく。まるで川の流れのように。あれから商売もやっと順調良く回り始めおちついてきた。 ふと気が付くとまた冬がめぐってきている。志乃は(また雪の季節がめぐってきた)と感慨深げだった。 落ち着いてきたので籍も入れ、簡単にご近所にもご挨拶をした。キクが病死だったので誰も文句…

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時代小説 雪しぐれ 23

著作権があります。コピー転載は禁止します。 23「えっ、もう帰る?」 茂は驚いて光男の顔を見つめた。つい先ほどまで、家へ帰るのが嫌だといっていた光男が・・さては夕べの両親の喧嘩がこたえたかな?と 思った。 「うん、やっぱり学校を卒業するまで我慢する。ぼくが嫌な事はお母さんの代わりに他人が家に来るってことだ。しかもそれが雇いの女だ…
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時代小説 雪しぐれ 22

著作権があります。コピー転載は禁止します。 22光行は光男が家を出ることに反対はしなかった。男の子であるし、一度色々と社会勉強したほうがいいかもしれないと思っていた。 心の中では親に止めてほしいと願っていたかもしれないが、そうもいくまい。自分からいいだして、自分で選んだ道だから 嫌ならやかましくいわないでもかえってくるだろう。 …
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時代小説 雪しぐれ 21

著作権があります。コピー転載は禁止します。 21なぜ・・? 光行の心はもう離れていってしまつたのか。それとも何か他の原因があるのだろうか。先日の怪我の件も 何も知らされてはいない。 志乃の心の中では葛藤が渦巻いていた。もしかしたら自分はいなくてもいいのだろうか。そうだとすると、仕事も危ぶまれる。 どうしても光行の本心がしりたい。…

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時代小説 雪しぐれ 20

著作権があります。コピー転載は禁止します。 20「どうされたのですか?」 「・・・・」 光行は答える元気もなかった。力なくどっとたおれこんでしまった。明らかに怪我か、でもどうして?どこで? 志乃は光行の重い体をかろうじて家の中に入れた。 驚いている場合ではない、一刻も早く手当をせねば。光行を寝かせると、台所に行って手拭いを用意…

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時代小説   雪しぐれ 19

著作権があります。コピー転載は禁止します。 19「噂をすれば何とかですよ」 志乃がちらっと見た相手とは予想しなかったサチであった。こんなに早くうまい具合に会えるとは思わなかった。 偶然にも同じ電車にのりあわせていたのだ。 サチの降りる駅は分かっていたので2人は追いかけた。 いつものように速足だったので、志乃は着物なので走るよう…

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時代小説 雪しぐれ 18

著作権があります。コピー転載は禁止します。 志乃は結婚の申し込みには、どのような返事をするかは分からないが、今すぐにという事ではない。 勿論正造には言ってあった。 志乃は何だか何が起こりそうな予感はしていた。幸せな風に吹かれているようで、まるで天国にいるような気持ち、しかし、 周りの事や仕事の事を考えると、手ばなしでは喜べない。…

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