童話 みずいろのゆめ

皆様には「初めての海」をとおもっていましたが、いそがしさのあまり(Wordの書式で2日かかり、次昨日はプリンターが完成あと5枚目というのに故障・・・。がっかりでした。それに昨日は久しぶりの朗読の勉強会でした)
その結果、初めての海の原稿一枚をうしないました。今は考えている暇がなく急きょ変えていますが、また見つかったら書くことにします。ご理解ください。

「みずいろのゆめ」(かえるのけっこんしき)

春がすぎて、梅雨になりました。この春、おたまじゃくしからかえったぼくの名前はケロンといいます。

生まれてから月日はあっという間に過ぎ、ぼくは今かえるの学校の一年生です。家は人間の女の子「みずきちゃんの家」の庭です。

みずきちゃんも、ピッカピカの一年生です。体の大きさはもちろんちがうけれども・・・。とても広いこの庭は植木や池、がありコイがいて

お花もいっぱいさいています。まるで天国にいるように・・・いやちがった天国じゃないよ。それはぼくたちにとってあまりにも広すぎて

全部は知らないくらいです。びわの木のそばのあじさいがいろづきはじめたころワクワクします。

きっと紫になったらきれいだろうなあ。池のコイは大きいので食べられてしまいそうなのでぼくはちかよりませんが、池のふちをぐるり

とまわるとガラス戸が見えてきて縁側のむこうの部屋のみずきちゃんが勉強している姿がみえます。

ぼくはさみしがりやなので、花を見てお散歩にあきるとここにきてみずきちゃんをみます。

勉強部屋の前には縁側がありそこにはカヤトリ草があります。ぼくはぴょんと飛んでよじのぼります。

すると、かろうじてみずきちゃんのすがたがみえるのです。

しばらくじっとみていると、みずきちゃんのほかにだれかがいるようです。

ぼくは小さいので、見るといってもたいへんなんだ・・。みずきちゃんは多分、ではなくきっとぼくのことはしりません。

しばらくして、みずきちゃんはだれかに話しかけています。いつもは誰もいなくてみずきちゃんひとりです。

お友達かな?、とその時急にだれかがえんがわにでました。(!!!)ぼくは身をかたくしてしまった!

お友達と目があってしまったのです。 するとそのお友達の手がぼくにのびてきてきました。

「いやあ、かわいいかえる!」

ぼくはいきなりちいさい女の子につかまえられてしまいました。

「きゃあ、たすけて」 ぼくは誰にも聞こえないとおもうけれど、おもいきりさけびました。

「でもぬるぬるできもちわるい!」

女に子は何をおもったのか、ぼくは庭の方へなげつけられてしましました・・・。

もう少しであたまをうつところだったよ!ホントに・・可愛い女の子が、どうしてひどいことができるんだろう。

この頃の女子はつよいっていうけれど、あれはほんとうなんだ。

ぼくはいそいでママの所にかえりました。

「ママ、ぼくは何もしていないのに女の子になげられてひどい目にあったよ」

ぼくはママにあまえていいました。

「そんなところへいくからよ!人間の所はダメだっていったでしょ。そんなことより。今夜は大事な

お姉ちゃんのけっこん式だっていうのに。ママはいそがしいのよ」

「ママ、ひどいよ、さっき死にかけたっていうのに、ぼくなんかいないっ方がよかったの?」

「こまったケロンね。あ、そうだ、パパがいないのよ。用事があるからさがしてきて!」

ぼくは反対に用事をいいつけられてしまいました。

あきらめてパパをさがそう・・・。

広い庭をぴょんぴょんとさがします。けれどもどこにもみあたりません。

「パパはいないよ」

「あっ、ケロンありがとう。もういたからいいわ。パパはのんきに木の上でお昼寝をしてたらしいわ」

ぼくが探している間にかえってきて、ママににらまれてちいさくなっています。

ママはやなぎのほそいはっぱでレースをあみ、ゆきやなぎののこっている花をちらし、どこにもないウエディングドレスを

したてて一人ごまんえつです。

「さあ、やっとできたわお姉ちゃんの気にいるといいけれど」

「ママ、きれいだよ。気に入らないといわせないよ。ぼくもさ、およめさんをもらうときは服をつくってね」

「あらっ、ケロンにいいのがわかるの?まあ、いいけれど」

続く





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